木嶋こうじ店・完全手作り 【こうじやさんの金山寺みそ】
ご予約承り
中!(全国発送いたします)

市販の金山寺みそとはちがい、甘みはホンノリ程度、昔ながらの、田舎仕込みの『辛口』金山寺みそです¥780-(税込み)/500g(こぶし1個分程度)※保存は冷蔵で、長期保存は冷凍で!

2016年05月02日

金山寺みそができるまで ②

当店の 「金山寺みそ」 ができるまでを紹介します。

その2
「煎り大豆を挽く」



煎った大豆を石臼で挽いていきます。
1回にほんのちょっとずつ、何回も何回も
柄を持って石臼を回して挽くのは
途方もなく地道で大変な作業です 。
長時間、中腰姿勢を強いられるので腰が痛くなります。  
タグ :金山寺みそ


Posted by こうじや at 18:53金山寺みそができるまで

2016年04月27日

金山寺みそができるまで ①

当店の 「金山寺みそ」 ができるまでを紹介します。

その1
「大豆を煎る」



木嶋こうじ店の手作り金山寺みそでは「挽き割りの煎り大豆」を使用します。
まず大きな煎り釜で大豆を煎ります。
大事なのは釜の温度と煎る時間
煎りすぎると、後で大豆が細かく割れてしまいます。
逆に生煎りだと後で大豆が割れなくて困ります。
煎りながら、つまんでは食べ、つまんでは食べして、煎り具合を確認していきます。  
タグ :金山寺みそ


Posted by こうじや at 13:39金山寺みそができるまで

2010年08月03日

期間限定、あめ色の白味噌。

久しぶりに『みそ(いわゆる“おつけ味噌”)』の話を・・・。

金山寺みそは食べる味噌、“おかず味噌”と呼ばれます。
そして、普通の、主に味噌汁に使う味噌は“おつけ味噌”と呼ばれます。

味噌の種類は数あれど、統一された正式な定義はなく、
仕込む季節や場所、地方によっても様々です。
特に本物の手作りの『無添加・天然醸造』の味噌となると、
品質を一定の状態で保つ事は極めて難しいです。

味噌は本来、保存食であり、賞味期限はなく、
2年、3年と寝かせば寝かすほど美味しくなるという考え方もあります。
要するに、好みは人それぞれなのです。

さて、春に仕込んだ白味噌が、今、非常に美味しい状態になりました \(^○^)/
あくまで、製造者である私のオススメですが、

あめ色で、
味噌の香り高く、
非常に甘い、
美味しい味噌になりました!

見た目でわかりやすいように上から若い順に並べてみますと、

↓通常の白(粒)味噌です。熟成がまだまだ浅い、若い味噌です。


私のオススメあめ色の白(粒)味噌です。
↓あわせ味噌のような感じで、
↓どなたの口にも合うと思われます!ぜひお試しください!


↓よく熟れた状態(約1年間醸造)の赤(粒)味噌です。


違いがお分かりいただけましたでしょうか?

実はこれらの味噌はすべて同じ原材料、同じ塩分量、同じ配合割合(こうじ歩合)です。
違いは、仕込んだ時期と熟成期間です!!

先にも申し上げましたが、
人の好みは千差万別。
しかしながら、もし、このブログをみて、
木嶋こうじ店のおつけ味噌にご興味をお持ちいただけたお客様、
ぜひ、今しか味わえないこのあめ色の白味噌をお試しください!

    


Posted by こうじや at 13:29味噌(おつけみそ)

2010年01月28日

ダンボール箱の再利用はエコ!?

私ども、木嶋こうじ店では
無添加・自家製の各種手作りこうじ味噌、金山寺みそ、
みそ材料の米・麦・米麦混合こうじ、大豆、塩、金山寺こうじ
オーダーメイドの味噌(約10kgから)など

の全国発送も承っております。

ただし、専用の梱包ではありません!(^^;)
包装紙もただの白い包装紙に店名のゴム印ですし、
ビニール袋も汎用のものを使用しています。

ですから、発送する際のダンボール箱や紙袋は基本的に
スーパーなどで貰ってきたダンボール箱の再利用です!(^^;)



初めてのお客様は、荷物を受け取る際にびっくりされるようですが
中身はちゃんと味噌(味噌材料)
ですからご安心を!

箱や袋の再利用って、めちゃエコでしょ!(^^;)

  


Posted by こうじや at 23:25その他お仕事

2009年09月16日

私だけが知っている。



明朝完成となる、
完成一歩手前『金山寺みそ用のこうじ』です。



こうじ室の中は、こうじ菌の繁殖のピークを迎え、
湿度も温度も上昇し、
もわぁ~~~っ
と蒸気がたちこめています。(^^;)

これが自然の、こうじ菌の力なのです。
すごいでしょ!(^^)

こうじ室の温度・湿度調整のため、
数時間ごと、様子を確認し、
必要であれば、天窓をあけたり、もろ箱の積み替えをします。
(※ 詳しくはこちらをご覧下さい。)

熱いし、眠いし、そりゃ~大変です(~o~)。
でも、その分、ご褒美があるのです♪

実は、この完成一歩手前『金山寺みそ用のこうじ』
と~~~~っても美味しいのですface05

温かくて、柔らかくて、甘くて・・・
私だけが知っている、
最高の【真夜中のこうじ菓子】なのです(^^)。

食べてみたい方、今からお越しくださいませ~(^^;)
ウソです、来ちゃダメですよ!
私だけの極上の楽しみなのですから!

  


  


Posted by こうじや at 23:22こうじ

2008年12月26日

しくじっちゃった(><)

甘酒の素はとってもデリケートです。
木嶋こうじ店の商品の中でも最も製造が難しく、
現在もみそ爺ぃの厳しい指導の下、技術の習得中であります。

一昨日仕込み始めた『甘酒の素』、
今期初、しくじってしまいました。
大失敗です。><
何が失敗かというと、
おかゆの段階で水分が多すぎ、結果
仕込み中に発酵がすすみ過ぎて、酸味が出てしまいました


発酵がすすみ、プチプチと音を立てて泡だってしましました><)。
※ これではどぶろくになってしまいます。(><

こうなってはまったく使い物になりません。
即、廃棄です!


そして、昨日、作り直しです。
今度は大丈夫そうです。
完成は明日(12月27日)です。



申し訳ありません、甘酒の素、本日は品切れとなります。
ご容赦ください。

木嶋こうじ店、こうじや長兵衛の『甘酒の素』
次回、12月27日より店頭にて販売となります。
よろしくお願いします。

※また次回、金山寺みそは新年、1月5日の予定です。

手造りこうじ味噌、木嶋こうじ店(静岡市清水区)変わりゆく時代に伝えてゆきたい、 変わらない本物の【生きたみそ】の味。


  


Posted by こうじや at 01:14米こうじのあま酒

2008年09月08日

【保存版】 レシピ de 金山寺みそ(田舎仕込み)

ご興味のある方は、ぜひともこの記事を 【ブックマーク願います。】

ご家庭で金山寺みそを作ってみましょう!

〔用意するもの〕


金山寺こうじ…1.5升(約2kg)
ナス&生姜…合計で1.3kg(比率はお好みで!)
あらしお…0.5kg
湯冷まし…800ml

〔下準備〕

  

①あらかじめ野菜(ナス&生姜)を刻み、あらしお 250g で塩漬けしておきます。
  中蓋をし、重石を乗せ、4.5日間漬けておきます。
  ※ナスの色落ちが気になる方は、ナスと生姜を別々に漬けてください。

〔仕込み〕

  
 
②野菜をよく洗い、約半日以上水に漬け、塩抜きをします。
 ※ 表面がカビていてもよく洗えば大丈夫ですが、傷んでいる箇所は捨てましょう。
③塩が完全に抜けたら(食べてみ塩辛くなければOK!)再度洗い、水を切ります。

そして、ここからが重要!

  

④水切りした野菜をギュウギュウと思いっきり搾ります。
 ※ 三角コーナーや排水溝、冷凍みかんなどの網を使うと搾り易いです。

ここで金山寺こうじが登場!

   

⑤金山寺こうじを手でよく解(ほぐ)します。 
⑥解した金山寺こうじ、よく搾った野菜とあらしお250g を斑(ムラ)なく混ぜ合わせます。

  

⑦更に湯冷まし800ml を様子を見ながら、少しづつ加えて混ぜ合わせます。
 ※基準としては混ぜあわせた金山寺みその素を片手でギュ~~っと搾ったときに
  水滴がポタポタと落ちる程度とお考え下さい。
   湯冷ましの量はその基準で加減してください。

 

⑧ホワイトリカーや焼酎、キッチン用(消毒用)アルコールで拭いて
  よく乾燥させた容器に⑦を入れ、ギュウギュウと押さえ込み、表面を平らにします。


 
⑨表面にサランナップやビニール、あるいはセロファンをして、その上に中蓋、重しを乗せます。
 ※重石は重いほどよいです。今回は15kg乗せました。

 

⑩ビニール袋で容器を覆い、周囲を紐でしばり封をし、このまま、10日から2週間寝かします。

〔10日~14日後〕

 

⑪開封します。表面に水(汁)が浮かんでいますが、カビていたらすくって捨ててください。



⑫完成です!砂糖を使わなくてもホンノリと甘みを感じます。
  とっても美味しくできました。

〔今後の保存〕

A.使う分だけ取り除き、元の状態に戻し、重石を乗せておきます。
B.小分けにして、使わない分は冷蔵、長期保存なら冷凍します。(自然解凍で食べます)
※今夏のように暑さがキビしいと野菜から傷みやすいので“B”の方が無難です。 

〔ポイント〕

a.甘くするには砂糖(上白糖、ザラメ)や水あめ、みりん等を仕込む時にでも加えてください。
  量はお好みで。 たとえば、上記の場合、砂糖なら500gくらいでよいと思います。
b.理想としては、寝かしている間も毎日様子を見てください。
  ある程度しても水(汁)が浮かんでこない場合は途中でも構いませんので
  湯冷ましを足してよく混ぜ合わせてみてください。
c.野菜も何を使うかは自由ですが、多すぎると塩気が足りなくなり失敗しますのでご注意を!
  (酸味が出てしまったら失敗とお考え下さい)
d.作り方に正解はなく、これはあくまで木嶋こうじ店、こうじや長兵衛のレシピです、ご了承ください。
 
   
金山寺こうじのご注文、作り方等のご質問等は
このブログのオーナーズメール、HPのご注文ページ、お電話、Faxにて承ります。
受注後生産となりますので、仕上がり日等はそのときご確認願います。

無添加・手づくりこうじ味噌、金山寺みそ金山寺こうじ、味噌糀、味噌作りはお任せください! こうじや長兵衛の木嶋こうじ店(静岡市清水区)




  


Posted by こうじや at 19:12レシピ

2008年08月16日

こうじやオススメ、あめ色の白味噌 (^0^)

久しぶりに『みそ(いわゆる“おつけ味噌”)』の話を・・・。

金山寺みそは食べる味噌、“おかず味噌”と呼ばれます。
そして、普通の、主に味噌汁に使う味噌は“おつけ味噌”と呼ばれます。

味噌の種類は数あれど、統一された正式な定義はなく、
仕込む季節や場所、地方によっても様々です。
特に本物の手作りの『無添加・天然醸造』の味噌となると、
品質を一定の状態で保つ事は極めて難しいです。

味噌は本来、保存食であり、賞味期限はなく、
2年、3年と寝かせば寝かすほど美味しくなるという考え方もあります。
要するに、好みは人それぞれなのです。

さて、春に仕込んだ白味噌が、今、非常に美味しい状態になりました \(^○^)/
あくまで、製造者である私のオススメですが、

あめ色で、
味噌の香り高く、
非常に甘い、
美味しい味噌になりました!

見た目でわかりやすいように上から若い順に並べてみますと、

↓通常の白(粒)味噌です。熟成がまだまだ浅い、若い味噌です。


私のオススメあめ色の白(粒)味噌です。
↓あわせ味噌のような感じで、
↓どなたの口にも合うと思われます!ぜひお試しください!


↓よく熟れた状態(約1年間醸造)の赤(粒)味噌です。


違いがお分かりいただけましたでしょうか?

実はこれらの味噌はすべて同じ原材料、同じ塩分量、同じ配合割合(こうじ歩合)です。
違いは、仕込んだ時期と熟成期間です!!

先にも申し上げましたが、
人の好みは千差万別。
しかしながら、もし、このブログをみて、
木嶋こうじ店のおつけ味噌にご興味をお持ちいただけたお客様、
ぜひ、今しか味わえないこのあめ色の白味噌をお試しください!

こうじや長兵衛のおみそやさん、木嶋こうじ店のHPはこちらから↓↓
無添加・天然醸造の手作りこうじ味噌
期間限定あめ色の白味噌
美味しいみそはここにあります!





  


Posted by こうじや at 17:22味噌(おつけみそ)

2008年07月16日

金山寺みそ作り ⑮(完)

木嶋こうじ店、「こうじや長兵衛」の手作り
「金山寺みそ」ができるまでをレポートします。
最終回、第15回目は

「寝かす」

木嶋こうじ店の手作り金山寺みそは

には「うるち米、小麦、大麦(丸麦)、秋田大豆、すべて国産」を
には国産の茄子、生姜、(夏季のみ白瓜)」を使用します。


金山寺麹、野菜、塩、砂糖、種水をよく混ぜ合わせたら
桶の中へギュウギュウと押入れ、
表面を平らにします。



ビニールを敷き、中蓋を乗せ、
重石を乗せます。



とても重そうでしょ。
そう、とても重いです。。。

この上から風呂敷をかぶせ、周りを紐でしばります。

あとは10日から15日程度ねかします。
汁が浮き上がっているハズです。
周りがカビていたら取り除きます。

さぁ、完成です!



※こうじや長兵衛の金山寺みそ、おかげさまでただいま在庫僅少です!
手造りこうじ味噌、木嶋こうじ店(静岡市清水区)
変わりゆく時代に伝えてゆきたい、
変わらない本物の【生きたみそ】の味。
  


Posted by こうじや at 14:26金山寺みそができるまで

2008年07月15日

金山寺みそ作り ⑭

木嶋こうじ店、「こうじや長兵衛」の手作り
「金山寺みそ」ができるまでをレポートします。
第14回目は

「すべてを混ぜ合わせる」

木嶋こうじ店の手作り金山寺みそは具に「国産の茄子、生姜、(夏季のみ白瓜)」を使用します。


完成した金山寺麹1斗分をよく解します。



よ~~~く絞った野菜(ナスとショウガ)も解して入れます。



あら塩を1.7kg砂糖(上白糖)1kg入れます。



よく混ぜ合わせます。
途中、種水(湯冷まし)を合計で尺で3.5杯(約3.5升)程度入れながら



更によ~~く混ぜ合わせます。



この作業を2回繰り返し、2斗分の金山寺みそを仕込むのです。


※種水の加減は、この混ぜ合わせた金山寺麹をギュ~ッと握ったときに
 ポタポタと汁が滴り落ちる程度で調整します。

季節(気温や湿度)や野菜の量などで塩分は多少調整します

※砂糖はザラメや白ザラメなどでも構いません。
 照りを出すために“水あめ”を使うこともあります。

※あくまで木嶋こうじ店での店売り分の仕込み方のご紹介です。
 ご家庭での仕込み方とは異なります。ご注意ください。
 
次回、いよいよ最終回です!

※こうじや長兵衛の金山寺みそ、おかげさまで在庫僅少です!
手造りこうじ味噌、木嶋こうじ店(静岡市清水区)
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Posted by こうじや at 22:05金山寺みそができるまで

2008年07月12日

金山寺みそ作り ⑬

木嶋こうじ店、「こうじや長兵衛」の手作り
「金山寺みそ」ができるまでをレポートします。
第13回目は

「野菜を搾る」

木嶋こうじ店の手作り金山寺みそは具に「国産の茄子、生姜、(夏季のみ白瓜)」を使用します。


塩漬けしてあった野菜をよ~~く荒い、水に浸けること半日

ナスとショウガの味を確認すると
ほぼ塩気はなくなっていました

今度は水を切り、手でぎゅっと絞ったあと
ナスとショウガを網袋に入れます。

さらにその網袋を
5代目こうじや長兵衛(みそ爺ぃ)お手製の
圧搾機

でこれでもか!これでもか!という位
ハンドルを回してギュウギュウと絞ります。




水が滴り落ちています。

何度か繰り返すと
野菜の水気もすっかり抜けます。

※こうじや長兵衛の金山寺みそ、好評販売中です!
手造りこうじ味噌、木嶋こうじ店(静岡市清水区)
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Posted by こうじや at 23:05金山寺みそができるまで

2008年07月11日

金山寺みそ作り ⑫

木嶋こうじ店、「こうじや長兵衛」の手作り
「金山寺みそ」ができるまでをレポートします。
第12回目は

「野菜の塩抜き」

木嶋こうじ店の手作り金山寺みそは具に「国産の茄子、生姜、(夏季のみ白瓜)」を使用します。


先日、塩漬けした茄子生姜を今度はよく洗って塩抜きします。

塩抜き=水につけるということです。





このまま半日以上置きます。
すると塩気やしょっぱさはほぼ抜けます。


※こうじや長兵衛の金山寺みそ、好評販売中です!

手造りこうじ味噌、木嶋こうじ店(静岡市清水区)
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変わらない本物の【生きたみそ】の味。
  


Posted by こうじや at 04:39金山寺みそができるまで

2008年07月09日

金山寺みそ作り ⑪

木嶋こうじ店、「こうじや長兵衛」の手作り
「金山寺みそ」ができるまでをレポートします。
第11回目は

「金山寺麹を作る④ 金山寺麹完成!」

木嶋こうじ店の手作り金山寺みそのには
「うるち米、小麦、大(丸)麦、秋田大豆はすべて国産
を使用しています。


2日前に種付けをして
昨日の朝・昼夕・夜・夜中とこうじ室で育った金山寺麹
とうとう完成です!

朝6時、こうじ室を開けると中からムワッと水蒸気が出てきます。
こうじ室の中は蒸し風呂のように暑く、内壁は水滴だらけです。
これは。昨夜から今朝までの間に金山寺こうじの発酵がピークを越えたためです。



これが金山寺麹です。
固まったその表面には真っ白な麹の花が咲いています。
甘い香り、触るとまだホトホトと温かいです。
そのままでも食べられます。
とっても甘いんですよ。






こうじ蓋(箱)から金山寺こうじを落とし、
この固まったこうじを解していきます。

※こうじや長兵衛の金山寺みそ、好評販売中です!

手造りこうじ味噌、木嶋こうじ店(静岡市清水区)
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変わらない本物の【生きたみそ】の味。
  


Posted by こうじや at 20:46金山寺みそができるまで

2008年07月07日

金山寺みそ作り ⑩

木嶋こうじ店、「こうじや長兵衛」の手作り
「金山寺みそ」ができるまでをレポートします。
第10回目は

「金山寺麹を作る③ こうじ室での管理(夕、夜、夜中)」

木嶋こうじ店の手作り金山寺みそのには
「うるち米、小麦、大(丸)麦、秋田大豆はすべて国産
を使用しています。


お昼の手入れの後

夕方5時

こうじ室の内壁には水蒸気がついています。
発酵が進み、こうじ室の中は暖かいというより熱い感じがします。

金山寺こうじは見るからに白く固まり、触るとかなり暖かいです。
手入れはせず(場合によってはします)にこうじ蓋(箱)の積み替えのみを行います。





そして、寝る前、夜中とこうじ室内の様子を確認し、
その都度、こうじの状態に合わせて、
こうじ蓋の積み替え天窓の開閉など
発酵に最適な環境を作ります。

こうじ室内はさらに温度、湿度ともに上昇し、
ムワッとむせ返り、いるだけで汗が滴り落ちます。



翌朝、いよいよ金山寺こうじは完成します。


※こうじや長兵衛の金山寺みそ、好評販売中です!
手作りこうじ味噌、木嶋こうじ店静岡市清水区袖師町 美味しいみそはここにあります
  


Posted by こうじや at 15:23金山寺みそができるまで

2008年07月06日

金山寺みそ作り ⑨

木嶋こうじ店、「こうじや長兵衛」の手作り
「金山寺みそ」ができるまでをレポートします。
第9回目は

「金山寺麹を作る② こうじ室での管理(朝、昼)」

木嶋こうじ店の手作り金山寺みそのには
「うるち米、小麦、大(丸)麦、秋田大豆はすべて国産
を使用しています。


種付け作業の後、こうじや長兵衛(予)はその日
夕方、就寝前、夜中とこうじ室(むろ)の中の金山寺こうじの状態を確認しました。

金山寺こうじの何を確認したのかというと、温度、手触り、香りです。

異常に熱くなっていないか、
逆に冷えてしまってないか、べたつきはないか、
香りがおかしくないか、
そういったことをチェックします。

場合によっては、こうじ蓋(箱)を積み替えたり、
莚(=むしろ;わらの毛布をイメージしてください)をかけたり、外したり
などをして温度、湿度の調整をし、
金山寺こうじを正常な状態に保ちます。

朝5時、起床⇒こうじ室へ直行。

金山寺こうじの状態を確認(ホトホトと暖かくなっています。)、
手入れ糀がムラなく発酵するように塊を解しながら混ぜ返す作業)』をします。
手入れ後、再度その時の金山寺こうじの状態にあわせこうじ蓋(箱)を積み替えます。





午後1時、再び手入れ

昨日、朝に比べて金山寺こうじ白みがかってるのが確認できます。
こうじ菌が繁殖してきたということです。
手入れしながら、金山寺こうじの状態を確認
(だいぶ暖かくなっています。)

やはりその時のこうじの状態に合わせて箱を積み替えます。





朝に比べ、こうじ室の中の温度も上昇してきますが
この午後の手入れを行うと
こうじ菌はより活発に勢いをつけて繁殖し
こうじ室の中は温度も、湿度もよりいっそう上昇していきます。

つづく

こうじや長兵衛の金山寺みそ、現在寝かし中です。
 今しばらく待ちください。


手作りこうじ味噌、木嶋こうじ店
静岡市清水区袖師町
美味しいみそはここにあります
  


Posted by こうじや at 16:30金山寺みそができるまで